通町接骨院の公式ブログ
2015年12月21日
指先の痺れ、指が伸びない ― 後骨間神経麻痺
後骨間神経麻痺とは?
後骨間神経麻痺とは、前腕部での神経圧迫によって起こる指先の運動障害。橈骨神経の運動神経の枝の部分で圧迫障害が起きるため、手首は返せるが指を反らすことができなくなる。また、知覚神経の走行とは異なる為、手の痺れは発生しない。下垂指(drop finger)と呼ばれる症状が見られる。
後骨間神経麻痺の治療法
後骨間神経麻痺は比較的稀な疾患だが、不自由さが指にはっきりと出てくるので、発見はされやすい。骨折や脱臼などの外傷やガングリオンによるものは早期に手術が必要だが、原因が明らかでないものや回復の可能性のあるものは保存的治療を行う。早期発見早期治療が出来れば、比較的予後の良い疾患である。
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